マニア冥府魔道〜其の壱
2017年ネオ東京への旅〜大友克洋『AKIRA』の世界を掘り尽くす


ときにマンガやアニメ、小説、映画、音楽の世界には、常人にはうかがい知れぬ業の深さでファン活動にのめり込んでしまった者がいる。
プロの評論家ではなく、また単なるコレクターでもない。己の愛する作品のすべてを知り尽くし、関連商品を買い集めるのはもちろんのこと、その魅力を世界中の仲間に向けて発信せずにはいられない、一種の“幸福な狂気”に取り憑かれたマニアだ。
その発する熱は底知れず。家族を投げ打ち、仕事に支障をきたして日常生活を危機に追い込んでしまう者も少なくない。しかし、己の愛した対象に対する博覧強記的な知識と愛情は誰にも負けない。
そんな「業の深い」人生のこれまでと、貯めに溜め込んだ稀有な知識を心ゆくまで楽しんでもらおうという、おそるべき宴。
単にオタクの趣味自慢というではなく、作品世界の魅力を誰よりも深く説く究極のファンイベント。


第一回は、大友克洋ファンで幕を開けます。
「この世で公になった大友克洋関連情報」の全てを網羅しようとする、大友作品＆情報の世界一の研究家・鈴木淳也氏。今回は「AKIRA」執筆時のアシスタントを務めた、高畠聡さんと共に登場。
高畠さんは、大友監督のアニメ作品にも参画し、現在は背景美術、設定、原図、レイアウト、3DBG作成、などアニメのスペシャリストとして活躍する。
完結からすでに四半世紀が経過しながら、今なお超えるものない奇跡の傑作はいかにして作られたかを、究極のマニアならではの視点でじっくり聞き出します。


[出演]
鈴木淳也
大友克洋研究家。1999年、世の中の「ホームページ開設ブーム」に乗って大友克洋のデータベースサイトを立ち上げて以来、どんなに細かいものでも「公になった大友克洋関連情報」はすべて収集してデータ化する方針でデータベースの拡充を行う。
2012年にご本人とお会いしてからは公認の大友克洋研究家として『紫綬褒章受章謝恩パーティーパンフ』(2013)、『POSTERS Katsuhiro Otomo & Graphic Design』(2014)へ寄稿。
「マンガを大きく変えた作家大友克洋」の業績を後世に正しく伝達するため、データ収集と整理に明け暮れている。

高畠聡
北海道出身。『AKIRA』４巻終盤から連載終了まで大友克洋のアシスタントを努める。
その後はアニメ業界に移り、「老人Z」「くじらのピーク」「メトロポリス」「スチームボーイ」「鬼神伝」その他で原図整理や美術設定、3D背景などを担当して現在に至る。

[企画]
磯貝和日朗
日本ジャーナリスト専門学校 総合科卒業。
編集プロダクション勤務を経て、フリーに。
イベント好きが昂じて、本イベントを企画・プロデュース。
〔担当マンガ〕『マップス』(長谷川裕一)、『必殺仕置長屋』(山田誠二＆木村知夫)。
〔編集単行本〕『泣ける！永井豪』(集英社)、『かわぐちかいじ自選短編集』(講談社)、
　　　　　　　　　『永井豪 美少女マンガコレクション Go-Go Girls！1968-73』(復刊ドットコム)、
　　　　　　　　　『ガクエン退屈男』[カラー完全版](復刊ドットコム)。他、多数。

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[日時]　2017年1月14日（土）　開場・16:00　開始・17:00　（約2時間を予定）

[会場]　マイクロシアター 電撃座　（旧称：Cafe Live Wire）
　　　　　東京都新宿区新宿5丁目11-23　八千代ビル2F　（Googleマップ）
　　　　・都営新宿線「新宿3丁目」駅 C6〜8出口から徒歩5分
　　　　・丸ノ内線・副都心線「新宿3丁目」駅 B2出口から徒歩8分
　　　　・JR線「新宿」駅 東口から徒歩12分
　
[料金]　1500円　（当日券500円up）　 （前売り終了しました。当日券あります）

※終演後にフリーフード＆フリードリンクの懇親会を開催します（21:30終了予定。出演者は参加できない場合があります）。参加費は3500円です。懇親会参加者には、入場時にウェルカムの1ドリンクをプレゼント。参加希望の方はオプションの「懇親会」の項目を「参加する」に変更してお申し込みください。参加費も一緒にお支払いただきます。
　
※懇親会に参加されない方は、当日受付時に別途1ドリンク代500円が必要となります。（2ドリンク購入の場合は100円引きの900円とお得です）
　
※ご注文者には整理番号をメールでご連絡します。
　お申し込み時に住所をご記入いただきますが、チケットの送付はいたしません。
　当日会場受付にて、名前、整理番号をお伝えいただければ入場できます。
　
※お支払い後のキャンセルは一切受け付けませんのでご注意ください。
　
※銀行振り込み決済の締め切りはイベント前日午後3時、カード決済の締め切りは当日午前0時です。
　

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