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Live Wire [379] 15.9.28(月) 斎藤環・宮内悠介「精神科医が読んだ『エクソダス症候群』」
精神科医が読んだ『エクソダス症候群』――21世紀スペキュレイティブ・フィクションの可能性 SF大賞受賞作『盤上の夜』『ヨハネスブルグの天使たち』に続く、宮内悠介の処女長編『エクソダス症候群』は、6月末の発売と同時に、今年上半期のSF界の大きな話題作となりました。 人類が精神疾患を完全克服したとされる未来に、火星植民地で発生した狂気ーーエクソダス症候群。その謎を追う若き精神科医は、自らのルーツでもある、火星唯一の治療施設に秘められた因縁の物語を掘り起こしていく。 ファンタジックな架空の物語装置としてではなく、可能な限りアクチュアルな社会病理としての『狂気』を設定し、未来社会と人類の有り様をスペキュレーションした物語です。 作中では、精神病治療の歴史自体が重要な背景として登場しますが、実際に精神病治療の現場に身をおくプロフェショナルから見て、『エクソダス症候群』はどのように映るのか。 自らも文芸批評として文芸評論集『ビブリオパイカ』を出版する他、社会におけるオタクカルチャーの意味を問う評論家として『戦闘美少女の精神分析』『博士の奇妙な成熟――サブカルチャーと社会精神病理』『世界が土曜の夜の夢なら――ヤンキーと精神分析』など次々に話題作を問うてきた精神科医・斎藤環さんをゲストに迎え、『エクソダス症候群』の深層を読む、ディープな企画を立ててみました。 斉藤さんはイベント直前に発売される『小説トリッパー・秋号』で、『エクソダス症候群』の書評を執筆されており、その延長線上に位置するこのトークは、まさにSF最前線の想像力と社会精神病理の研究者が切り結ぶ、スリリングな一夜となるでしょう。 単なる夢物語ではなく、今日を生きる我々のリアルな課題を取り込んで思考するSF作家として、宮内悠介の真価が問われます。また精神医学と文学/サブカルチャーの領域をつなぐ泰斗・斎藤環が、この問題作をどう読みとくか? 秋の読書シーズンに贈る、読みの真剣勝負企画。 21世紀の現代文学としてのSFに期待する読者の皆様、ぜひ注目を。 [日時] 2015年9月28日(月) 開場・19:00 開始・19:30 (約2時間を予定) [出演] 斎藤環(精神科医) 宮内悠介(作家) [会場] Cafe Live Wire (Biri-Biri酒場 改め) 東京都新宿区新宿5丁目11-23 八千代ビル2F (Googleマップ) ・都営新宿線「新宿3丁目」駅 C6〜8出口から徒歩5分 ・丸ノ内線・副都心線「新宿3丁目」駅 B2出口から徒歩8分 ・JR線「新宿」駅 東口から徒歩12分 [料金] 1500円 (当日券500円up) (前売り終了しました。当日券あります) ※終演後に出演者を交えてのフリーフード&フリードリンクの懇親会を開催します(23:30終了予定)。参加費は3000円です(当日参加は3500円)。懇親会参加者には、入場時にウェルカムの1ドリンクをプレゼント。参加希望の方はオプションの「懇親会」の項目を「参加する」に変更してお申し込みください。参加費も一緒にお支払いただきます。 ※懇親会に参加されない方は、当日別途ドリンクチャージ1000円(2ドリンク)をお買い上げください。 ※ご注文者には整理番号をメールでご連絡します。 お申し込み時に住所をご記入いただきますが、チケットの送付はいたしません。 当日会場受付にて、名前、電話番号、整理番号をお伝えいただければ入場できます。 ※満席の場合は、立ち見をお願いいたします。 ※お支払い後のキャンセルは一切受け付けませんのでご注意ください。 ※銀行振り込み決済の締め切りは9/25(金)午後3時、カード決済の締め切りは当日午前0時です。 イベントのコンセプトなど詳細はLive Wire公式HPをチェック! 最新情報はTwitterで @golivewirecom お知らせ
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