Zoom de Live Wire [29]
新世代ミステリ作家探訪＃6　澤村伊智


第22回日本ホラー小説大賞を『ぼぎわんが、来る』(角川ホラー文庫)で受賞しデビューした澤村伊智は、ホラー界のみならずミステリ読者としても、大いに気になる存在です。
もとより本格謎解き小説を志向して書かれた『予言の島』(角川書店)はもちろん、デビュー作や第二作『ずうのめ人形』などにもミステリの技巧が織り込まれているからです。

以前、澤村は全日本大学ミステリ連合の夏合宿の講演ゲストとして、作家の三津田信三氏とともに出演した際、『恐怖小説　キリカ』(講談社文庫)の執筆動機を「“三津田信三”的なものを早く卒業したかった」という主旨で答えています。(この経緯は、『ししりばの家』に収められた三津田氏による文庫解説にも触れられています。)この澤村の言葉には、ホラーとミステリの融合を目指す先輩作家への限りない敬意と、自分なりの新たな融合のかたちを生み出そうとする意気込みを感じました。

では、澤村の目指す「ホラーとミステリの融合」の新たなかたちとは何なのか？今回は最新作『うるはしみにくし　あなたのともだち』(双葉社)の話題を中心にしつつ、新世紀におけるホラーとミステリのジャンルクロスについて切り込んでいきたいと思います。


[出演]　澤村伊智（小説家）、若林踏（書評家）

[日時]　2020年9月27日（日）
　開場・19:00（認証が手作業になりますのでお時間を要します）
　開始・19:30（約1時間を予定）

[料金]　1500円（当日申し込み2000円）
　
※会議ソフトZoomよるオンライン開催です。参加される方の画像と音声はオフにします。イベント前にアプリのインストールと登録をお願いいたします。

※視聴するにはこのページでの申し込みが必要です。申し込み者にはZoomのミーティングIDとパスワード、入場時の本人確認に必要な整理番号をメールにてご連絡いたします。（当日予約分のメールはイベント直前となる場合がございます。予めご了承下さい。）

※お支払い後のキャンセルは一切受け付けませんのでご注意ください。
　
※銀行振り込み決済の締め切りは9月25日(金)午後3時です。
　

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