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Live Wire [176] 13.5.17(金) 杉江松恋のガイブン酒場#6
<杉江松恋のガイブン酒場>
「杉江松恋、パワーズ初心者一気読み。ご一緒にいかがですか?」 第6回 なんと今月は、米文学界を牽引するトップ作家リチャード・パワーズを大特集! 文学、科学、社会、芸術の知を取り込んで歯ごたえ満点の重厚な作品を紡ぐこの作家の、邦訳全作品をこの一ヶ月で完全読破しようという大荒行に挑戦。 世界の文学最前線に挑むために開始されたこのシリーズ。開幕半年にして最初の大一番「杉江vsパワーズ」。の行方は如何に!? 【5月の紹介内容】 1.リチャード・パワーズ総まくり 『舞踏会へ向かう三人の農夫』『囚人のジレンマ』『ガラティア2.2』(以上みすず書房)『われらが歌う時』『エコー・メーカー』(新潮社) 以上を新進評論家の矢野利裕氏をパートナーにお話します。 2.リチャード・パワーズ新刊『幸福の遺伝子』(新潮社) 1に引き続き。新潮社から編集者・佐々木一彦さんが参加してくださいます。 3.本邦初紹介パトリック・デウィット『シスターズ・ブラザース』(東京創元社) 東京創元社は初参加。ブッカー賞候補作のスラプスティックな犯罪小説をご紹介します。 世界には(自分の)まだ見ぬ強豪がたくさんいる、ような気がする。でも、今の自分にはそれらを受け止めるだけの力がまったくない……。 そんな思いに駆られるようになったのはここ数年のことです。まだ見ぬ強豪、すなわち世界の優れた小説家たち。私、杉江松恋はミステリーという小説の一ジャンルに自身の活動範囲を限定してきたライターです。もちろんそれ以外の分野でも読書はしてきましたが、胸を張って「本読みです」と言えるレベルではありません。 でも、それでいいんじゃないの? 自分対世界の小説の闘いで自分が負けるのって、当たり前のことなんじゃないの? だって、自分が「小説」を知っているなんておこがましい言い草なんだから。小説って圧倒的に大きくて、素晴らしくて、時には人を打ちのめしてしまうものなんじゃなかったっけ。 そう思ったとき、私は一つの決意をしました。 よし、一からやり直すつもりで最先端の外国文学を読もう。 このイベントは、そんな気持ちで前月から開始しました。手っ取り早く言えば、外国文学の最新情報をお知らせするイベント。翌月以降に出る外国文学を他に先んじて読ませていただき、そのどこがおもしろかったのかをイベントに来られたお客さんに言葉で伝えるというものです。もちろん杉江は外国文学という分野では門外漢もいいところですから、いろいろ間違ったことも言うでしょう。それを正すために、各社の編集者の方などにお越しいただき、助言をしていただきます。ぜひ会場に来て、杉江と一緒に外国文学の楽しさを学んでいきませんか?(杉江松恋) [日時] 2013年5月17日(金) 開場・19:00 開始・19:30 [会場] Live Wire Biri-Biri酒場 新宿 東京都新宿区新宿5丁目11-23 八千代ビル2F (Googleマップ) ・都営新宿線「新宿3丁目」駅 C6〜8出口から徒歩5分 ・丸ノ内線・副都心線「新宿3丁目」駅 B2出口から徒歩8分 ・JR線「新宿」駅 東口から徒歩12分 [料金] 1000円 (当日券200円up) (前売り終了しました。当日券あります) ※終演後に出演者を交えてのフリーフード&フリードリンクの懇親会を開催します。参加費は2800円です(当日参加は3000円)。懇親会参加者には、入場時にウェルカムの1ドリンクをプレゼント。参加希望の方はオプションの「懇親会」の項目を「参加する」に変更してお申し込みください。参加費も一緒にお支払いただきます。 ※懇親会に参加されない方は、当日別途ドリンクチャージ1000円(2ドリンク)をお買い上げください。 イベントのコンセプトなど詳細はLive Wire公式HPをチェック! 最新情報はTwitterで @golivewirecom お知らせ
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